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冬休みにお子様の歯を守る!だらだら食いを防ぐルール作り

2025年12月26日

冬休み、お子さんの歯の健康が心配なあなたへ

冬休み

長い二学期が終わり、いよいよ待ちに待った冬休みが始まります。
お子さんはもちろん、ご家族にとっても楽しみな時期ですよね。
しかし、少しだけ心配なこともありませんか?

それは、お子さんの生活リズムです。

朝はゆっくり、夜更かしもOK。
楽しいお正月やクリスマスが待っています。
そうなると、つい増えてしまうのがだらだら食いです。
親御さんとしては、「せっかくの休みだから」と大目に見てしまいがちかもしれません。

でも、このだらだら食いこそが、冬休み明けに突然現れる虫歯の最大の原因になりかねません。
お子さんの歯を守りたいけれど、どうしたらいいか分からない。
そんな悩みを抱える保護者の方は、決して少なくありません。


なぜ長期休みはだらだら食いになりやすいのか?

まず、なぜ長期休み中に虫歯のリスクが高まるのか、その背景を考えてみましょう。

学校がある平日は、時間割と給食の時間で、食事の時間が厳密に決まっています。
ところが、冬休みになると、この規則正しいリズムが一気に崩れます。

時間割のない一日が招く歯の危機

たとえば、お子さんは午前中におやつを食べ始めます。
そして、遊びに夢中になって、ジュースをちびちびと飲みます。
さらに、お昼ごはんの後にまたお菓子をつまんでしまいます。

つまり、歯磨きをしていない時間が長くなるだけでなく
お口の中が酸性に傾く危険な時間が非常に長くなるのです。

  • ご飯を食べると、お口の中は酸性になる

  • 唾液の力で、時間をかけて中性に戻る(再石灰化)

  • ところが、だらだら食いをすると、中性に戻る前に次の酸がやってくる

この酸性の状態が長く続くことが、歯のエナメル質を溶かし、虫歯を引き起こします。
これが、冬休みに特に注意すべき点です。


お子様の歯を守る!「だらだら食い」を防ぐ4つのルール

この危険なだらだら食いからお子さんを守るために、うえさか歯科が推奨する具体的なルール作りをご紹介します。

親御さんが完璧主義になる必要はありません。
むしろ、ゆるいけれど継続できるルールこそが、冬休みの虫歯対策の鍵です。

1. 「いつ食べるか」の時間を決める

まず、おやつや間食の開始時間終了時間を明確に決めましょう。

たとえば、午後3時から3時半までがおやつタイムとします。
この30分間で食べ終わったら、次は夕食まで、お口の中を休ませるのです。

2. 何を食べるかの質を見直す

次に、おやつの選び方も重要です。

粘着性のあるキャラメルやグミ、長時間口の中に留まるキャンディなどは、酸を長く出し続けるため特に注意が必要です。
それよりも、すぐに食べ終わるものや、キシリトール入りのものを選びましょう。

また意外かもしれませんが、清涼飲料水や乳酸菌飲料も糖分が多いです。
水やお茶で口をゆすぐように促してください。

3. 飲み物にも注意を払う

ジュースを水筒に入れてちびちび飲みをしていませんか?
喉が渇いたときは、お茶や水にしましょう。
冬休み中だからこそ、この習慣を徹底することが大切です。

4. 家族会議でルールを共有する

一方的にルールを押し付けるのではなく、お子さんと一緒に歯を守るルールを決めましょう。

そうすることでお子さんの納得感が上がり、自発的に守ろうという気持ちが芽生えます。
これが、長期的な虫歯予防につながります。


箕面市瀬川の歯医者として!うえさか歯科ができること

私たちは、単に虫歯を削って詰めるだけの歯科医院ではありません。
お子さんとご家族の未来の健康を守る歯の健康パートナーでありたいと考えています。

うえさか歯科が、特に小児歯科において選ばれている理由を、第三者目線でご紹介します。

痛みに配慮した安心の小児治療

歯医者=痛い、怖いというイメージを払拭するため、私たちは麻酔の打ち方一つにも細心の注意を払っています。

表面麻酔 歯科麻酔 歯医者

表面麻酔

電動麻酔器 歯科麻酔 歯医者

電動麻酔器

表面麻酔の徹底はもちろん、電動麻酔器を導入し、麻酔液の注入速度をコントロールすることで、痛みを最小限に抑えています。
お子さんがリラックスできるよう、まずは慣れてもらうことからスタートします。
初めての来院で治療を無理強いすることはありません。

予防歯科のプロフェッショナルによるサポート

冬休み 虫歯対策で最も大切なのは、予防です。

フッ素塗布やシーラント(奥歯の溝を埋める処置)は、お子さんの歯を守るための基本です。当院では、お子さん一人ひとりの虫歯リスクを評価し、その子に最適な予防プランをご提案します。

  • フッ素塗布:歯の再石灰化を促進し、歯質を強化します。

  • シーラント:磨き残しが多い奥歯の溝を物理的に埋め、虫歯を予防します。

定期的なプロフェッショナルケアを通じて、お口の中を常に清潔で健康な状態に保つことができます。

分かりやすい丁寧な説明と対話

私たちは治療内容や予防法について専門用語を極力使わず、わかりやすい言葉で説明することを徹底しています。

たとえば、唾液検査の結果やレントゲンの画像を見せながら
「今、お子さんの歯はこういう状態ですよ」と親御さんと一緒に現状を理解することから始めます。
一方的な説明ではなく、親御さんの不安や疑問に耳を傾ける対話を大切にしています。

当院の予防ケアの流れと、お子さんの成長サポート

冬休みが明け、お子さんの生活リズムが戻ったらぜひ一度うえさか歯科にお越しください。
予防ケアは、お子さんの成長段階に合わせて柔軟に対応していく必要があります。

1. 初診・カウンセリング

まずは、お子さんの歯磨きの習慣や食生活について、じっくりとお話を伺います。
親御さんの抱える悩みや、過去の治療経験などもお聞かせください。

2. 精密検査

口腔内写真、レントゲン撮影(必要な場合)、虫歯リスク検査などを行い、お子さんのお口の状態を詳細に把握します。
目に見えないリスクを見つけ出すことが、本当の予防につながります。

3. 個別予防プログラムの立案

検査結果に基づき、歯科医師と歯科衛生士が連携して、その子だけの予防プログラムを作成します。
例えば、虫歯リスクが高い子には高濃度のフッ素ジェルを推奨するなど、具体的なアドバイスを提供します。

4. プロフェッショナルケアの実施

歯科衛生士による、専用の器具を使った歯のクリーニング(PMTC)を行います。
ご自宅での歯磨きでは落としきれない、歯と歯茎の境目の汚れまで徹底的に除去します。
そして、フッ素塗布やシーラントを行います。

5. ブラッシング指導(TBI)

お子さんと親御さんに合わせた、正しい歯ブラシの持ち方や動かし方を丁寧に指導します。
鏡を見ながら、磨き残しが多い部分を一緒に確認します。

6. 定期健診によるフォローアップ

予防の最も重要なステップは、定期的なチェックアップです。
虫歯は、初期の段階であれば削らずに治療できる可能性が高まります。
3ヶ月~6ヶ月に一度の健診で、健康な状態を維持できるようサポートします。

詳しくは小児歯科のページでも解説しております。


よくある質問(Q&A)で疑問を解消!

冬休みの虫歯対策に関して、保護者の皆様からよくいただく質問にお答えします。

Q1. 冬休みに毎日フッ素入りの歯磨き粉を使えば、虫歯は防げますか?

A.毎日のフッ素入り歯磨き粉の使用は、むし歯予防にとても重要です。
フッ素は、歯が溶けかけたときに修復を助ける働きがあります。

ただし、歯磨き粉だけでは、間食やだらだら食べによって
何度も歯が溶ける状況
を防ぐことはできません。
フッ素の力に加えて、食べる時間を決める・間食をコントロールするなど
食生活のルール作りも一緒に行うことが大切です。

Q2. 砂糖が入っていなければ、どんなおやつでも大丈夫ですか?

A. 砂糖が入っていなくても、酸性の強いものには注意が必要です。
例えば、柑橘系の果物や炭酸飲料は、糖分が少なくても酸が歯を溶かすリスク(酸蝕症)があります。
だから、食べたらすぐに水やお茶で口をゆすぐ習慣をつけましょう。
基本的に、おやつは回数時間を決めることが、最も重要です。

Q3. 子どもが歯磨きを嫌がります。どうすればいいですか?

A. 多くの親御さんが抱える悩みです。
しかし、無理に完璧な歯磨きをさせようとするとかえって歯磨き嫌いになってしまいます。
まず、歯磨きを仕上げ磨きではなくスキンシップの時間に変えてみましょう。
そして、お子さん自身に好きなキャラクターの歯ブラシを選ばせたり
タイマーを使って「この曲が終わるまで頑張ろう」とゲーム形式にしたりするのも効果的です。
うえさか歯科の歯科衛生士が、お子さんの性格に合わせた楽しいブラッシング方法を指導しますので、お気軽にご相談ください。


大切な歯を守る!親御さんに知ってほしい習慣の力

結局のところ、冬休みだけでなく、お子さんの歯の健康を守る鍵は”習慣”です。

生活リズムが乱れやすい長期休暇は、新しい良い習慣を始めるチャンスでもあります。
例えば、クリスマスやお正月というイベントを絡めて
「美味しいものを食べるために、食後の歯磨きはしっかりしようね」と
目標を立ててみましょう。

歯は、一度削ってしまうと二度と元には戻りません。
なので私たちは、治療よりも予防に力を入れています。
お子さんの将来の健康は、今この瞬間の親御さんの選択にかかっている
と言っても過言ではありません。

うえさか歯科は、地域のお子さんの歯を
地域のお母さん、お父さんと一緒に守り育てていくことを使命としています。


あなたのお子様の歯の健康のために

うえさか歯科では、お子様の成長段階に応じた最適な予防ケアを提供しています。

冬休みが終わり、新学期に向けて万全の体制で臨むためにも、ぜひ一度、お子様の歯のチェックにお越しください。
予防のためのフッ素塗布や、ご自宅でのケア方法について、詳しくご説明させていただきます。

当院は、痛みに配慮した治療と、親御さんへの丁寧な説明を徹底しています。
安心してお子さんをお任せください。

定期検診についてはこちらをご覧ください

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