こんにちは。
箕面市瀬川の歯医者、うえさか歯科です。
歯並びをよくするトレーニング
MFTについて今回もお伝えします。
歯並びに関わることなのでぜひ前回分と合わせてお読みください。
まずは前回のまとめから
MFT(口腔機能療法)は、「食べる」「飲み込む」「発音する」
口腔周囲筋を訓練することにより、筋圧のバランスを改善して、
「癖」
お子さんが小さいうちにMFTに取り組んで、早めに悪い「癖」
ここまでが前回の内容になります。
では実際のトレーニングを深堀してみましょう。
1.MFTの開始時期
開始時期および訓練期間は、患者さん自身のやる気、年齢、
MFTは幼児から成人までの幅広い年齢でできるため、「
問題の程度や内容によっては小さいお子さんであっても行うことが
一般的には低年齢の方が効果的です。(あくまで目安ですが3〜
何故かというと、年齢が上れば上がる程身体に染み付いた「癖」
悪習癖は、咬み合わせや歯並びに深く関係する「顎」
歯並びも悪くなってから治すより、悪くならないにようにするほうが大事です。
トレーニング
MFTには主に3つの訓練があります。
①個々の筋肉の訓練
舌、咀嚼筋、唇、頬、などお口の周りには沢山の筋肉(
筋肉の力を強めるだけでなく、
筋肉のバランスが良いことが歯並びに関連します。
②咀嚼・嚥下・発音の訓練
咀嚼(食べる)、嚥下(飲み込む)、発音、
③口唇と舌の姿勢をよくする訓練
口唇(くちびる)と、舌には正しい位置がある事はご存知ですか?
リラックスしている時に唇と舌が正しい位置にあることは歯並びや
このときに舌が正しくない位置にあると開口や歯間空隙など不正咬
正しい舌の位置は上あごに舌がぴったりくっついている状態で、
上の歯と下の歯は当たっていなく、少し隙間がある状態です。
この状態だと、口呼吸ではなくしっかり鼻呼吸ができます。
正しい舌の位置があごを広げ、歯並びが並ぶようになります。
・あいうべ体操
あいうべ体操とは、舌の筋肉(舌筋)をはじめ、
これを行うことで口呼吸から鼻呼吸へ自然と改善することができま
他にも表情筋が鍛えられることにより、
道具も使わずいつでもどこでもできるので、
やり方
あいうべ体操は「あ〜」「い〜」「う〜」「べ〜」と、
声は出しても出さなくてもどちらでもかまいません。
口を大きく動かしてゆっくり行うのがポイントです。
それぞれ1秒ずつキープして行い、これを10回繰り返します。
10回を1セットとし、1日3セット行うと効果的です。
行うタイミングはいつでもいいですが、入浴中や就寝前など、
リップトレーサー
舌の筋量アップのトレーニングです。
筋力が衰えてきた高齢者の方にもおすすめのトレーニングになりま
これもいつでもどこでも簡単にできます。
やり方
舌を尖らせて上唇をなぞるように10秒数えながら端から端まで舌
下も同様に行って舌を一周回します。
時計回りと反時計回り10回ずつ行います。
まとめ
あいうべ体操、リップトレーサーは基本的なトレーニングです。
筋力の落ちた大人の方にも有効です。
他にも様々なトレーニング方法があり、
その他のトレーニングはご来院の上、症状に合った内容を相談させていただきます。
口腔周囲筋を鍛えることにより咬み合わせや歯並びが良くなる他、
矯正をするに当たってもMFTを併用することで、
効果が得られやすくなりますし、後戻りも防ぐことができます。
うえさか歯科ではお子さんの定期検診の時にも必要と判断すれば積極的
お子さんのお口がポカンと開いていたり、
舌を出す癖があったり、
口腔周
是非1度、
トレーニングの相談、歯並びの相談もお待ちしています。
小児矯正についてはこちらから
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://us-familydental.com/pediatric_correction/
無料矯正相談はこちらから
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.genifix.jp/us-familydental-caa/p/reserve/first_time/interview