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【8020運動とは?】80歳で20本の歯を残すために今日からできること

2025年12月3日

8020

日本では「8020(ハチマルニイマル)運動」という言葉が広く知られています。
これは、“80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう” という国の健康運動です。

まず押さえておきたいのは、20本の歯が残っていると、ほとんどの食べ物を自分の歯で噛めるという事実。
そしてこれこそが、人生の質(QOL)や健康寿命の向上に大きく関わります。

では、どうして8020がそこまで重要なのか。
さらに、達成するために私たちは何をすべきなのか。
ここからは、歯科医院の現場視点も交えながら順に解説していきます。


8020が大切な理由

自分の歯で噛めるということは “生きる力” に直結する

まず知っておきたいのは、噛む力は「食事」だけの問題ではないということです。
つまり、噛むことは脳の活性化・姿勢の安定・筋力維持にも関わっています。

実際に、20本以上の歯が残っている高齢者は、

  • 認知症の発症リスクが低い

  • 低栄養になりにくい

  • フレイル(虚弱)を防ぎやすい

といった報告も多数あります。
言い換えると、「歯が残っている=元気で長生きできる」確率が格段に上がるのです。

天然歯は “一生に一度しか手に入らない臓器”

次に強調したいのは、天然歯は替えがきかない臓器だということ。
インプラントやブリッジなどの技術が進化しても、やはり天然歯にはかないません。

なぜなら、生まれ持った歯には、

  • 衝撃吸収能力

  • 感覚の鋭さ

  • 噛む力を自然に調整できる機能

  • 唾液・血流との連携

といった、人工物では再現できない精密な構造が備わっているからです。
ここが、歯をできる限り残すべき最大の理由です。

歯を失う原因のほとんどは “予防できる病気”

そして見逃せないのは、歯を失う原因の7割がむし歯と歯周病であるという事実。
これらは生活習慣病であり、正しいケアと歯科医院での管理によって防げます。

つまり、「歯を失わない人生」は十分に実現可能なのです。

歳をとるほど治療が難しくなる

高齢になるほど

  • 麻酔が効きにくい

  • 治療中の姿勢がつらい

  • 全身疾患で治療の制限が出る

  • 歯周病が急速に進む

など、治療のハードルが上がります。
そのため、若いうちから歯を守る習慣を作ることが極めて重要です。


8020を達成するために必要なこと

3〜4ヶ月に1回の定期健診

「痛くないから行かない」という理由で来院が遅れ、悪化してから気づく方は非常に多いです。
定期健診では

  • 歯石・バイオフィルムの除去

  • å初期むし歯や歯周病の早期発見

  • 咬み合わせチェック

  • 補綴物(詰め物・被せ物)の劣化管理

が可能で、歯を守る最強の予防策です。

とくに8020達成者は、ほぼ全員が「定期健診の習慣」があります。


歯ブラシ+フロス/歯間ブラシの併用

歯間ブラシ

歯ブラシだけのプラーク除去率は約6割。
そのため、8020達成者は必ず

  • 毎日フロス

  • 歯間ブラシを適切なサイズで使用

  • 電動歯ブラシを活用

  • フッ素入り歯磨き剤を常用

という習慣を確立しています。

“フロスの1分”が“歯の10年” を左右すると言っても過言ではありません。


歯周病の早期治療とコントロール

歯周病は自覚症状が出にくく、放置すると骨が溶けて歯が抜けます。
また喫煙・糖尿病・ストレスは歯周病の大きな悪化要因です。

8020の鍵を握るのは 「歯周病を放置しない」 こと。
そして、歯科医院でのプロフェッショナルケアと、自宅ケアの両立が必要です。


むし歯の精密治療と再発予防

むし歯治療後の“再発むし歯(2次カリエス)”は、歯を失う最大の理由の一つです。
そのため、再発を防ぐためには

  • ラバーダム防湿

  • マイクロスコープ治療

  • 精密根管治療

  • 適合精度の高い修復物(セラミックなど)

など、「精密」「再発しない治療」 が重要です。

“削って詰めて終わり” の治療を繰り返すと、歯は確実に寿命を縮めてしまいます。


噛む力の管理(咬合力測定・ナイトガード)

噛む力が強い人は

  • 歯が割れる

  • 被せ物が壊れる

  • 歯周病が悪化する

などのリスクがあります。
そこで、近年では Oramo-bf のような咬合力測定システムで、客観的に「噛む力」を評価することが可能になりました。

咬合力測定

夜間の歯ぎしりが疑われる場合は、ナイトガードの使用で歯の寿命が大きく伸びます。
詳しくは設備紹介のページでも解説しています。


生活習慣の改善

むし歯も歯周病も、“生活” の影響を強く受けます。
特に

  • 甘い飲み物の習慣

  • 間食の頻度

  • 喫煙

  • 睡眠不足・ストレス

は進行を加速させます。
生活習慣の見直しも、8020には欠かせません。


8020は「未来への投資」

歯は一度失うと、二度と再生しない臓器です。
そして、実際に失った時にはじめて多くの方が後悔します。

「もっと早く定期健診を受けておけば…」
「治療を先延ばしにしなければ…」
「フロスを習慣にしておけば…」

そのような歯の後悔は、80代では取り返せません。
だからこそ、8020は“今の自分”が未来のためにできる最大の健康投資です。


うえさか歯科としてお手伝いできること

マイクロスコープ

当院では、

  • マイクロスコープ治療

  • ラバーダム防湿

  • 精密根管治療

  • 歯周病治療・メンテナンス

  • 咬合力測定

  • デジタル機器を活用した噛み合わせ管理

など、“歯を守るための医療” に力を入れています。

治療をするだけでなく、歯を残すための予防・管理を大切にしています。
患者さんの人生が、80歳になっても美味しく食べられ、笑って過ごせるように。
8020の達成を全力でサポートいたします。
ぜひ当院への受診をご検討ください。

定期検診についてはこちらをご覧ください

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