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乳歯の生え変わり 歯医者さんへ行くタイミング

2024年8月28日

乳歯の生え変わり、その順番と知っておくべきポイント

お子さんの歯、順調に乳歯から永久歯へと生え変わっていますか?

今回は乳歯の生え変わりについて、分かりやすく解説します。

乳歯の生え変わりは、お子様の成長にとって大切な節目です。

しかし、中には不安を感じたり、疑問を抱いたりする親御さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、乳歯が生え変わる順番と、知っておくべきポイントを詳しくご紹介します。

乳歯の生え変わり

乳歯の生え変わりは、いつ、どのような順番で生え変わっていくのか、不安に思う親御さんも多いのではないでしょうか。

この項では、乳歯が生え変わる時期と順番について、より詳しく説明します。

1. 乳歯が生えかわる時期

一般的に、乳歯の生え変わりは6歳頃から始まります。

しかし、これはあくまでも目安であり、個人差があります。

早生まれ・遅生まれのお子様は、生え変わりの時期も早くなります。

2. 乳歯が生えかわる順番

乳歯が生えかわる順番は、以下の通りです。

下の歯

● 6歳頃: 乳中切歯(中央の前歯)
● 6~7歳頃: 乳側切歯(左右の前歯)
● 7~8歳頃: 乳犬歯(犬歯)
● 9~11歳頃: 第1乳臼歯(奥歯から1番目)
● 10~12歳頃: 第2乳臼歯(奥歯から2番目)

 

上の歯

● 7~8歳頃: 乳中切歯(中央の前歯)
● 8~9歳頃: 乳側切歯(左右の前歯)
● 9~11歳頃: 乳犬歯(犬歯)
● 10~12歳頃: 第1乳臼歯(奥歯から1番目)
● 11~13歳頃: 第2乳臼歯(奥歯から2番目)

3. 乳歯が生えかわる時の注意点

● グラグラしている乳歯は、無理に抜かない
乳歯がグラグラしていても、自然に抜けるのを待ちましょう。
無理に抜くと、永久歯の歯並びが悪くなる可能性があります。
● 永久歯が生え始めたら、虫歯に注意 :永久歯は、乳歯よりも虫歯になりやすい。
毎日の歯磨きをしっかり行い、定期的に歯科検診を受けましょう。
● 歯並びや噛み合わせに異常を感じたら、歯科医に相談しましょう。

4. 乳歯が生えかわる過程

乳歯が生えかわる過程は、以下の通りです。

1. 永久歯の歯胚が形成される: 乳歯の下で、永久歯の歯胚(歯の元になる細胞)が形成されます。
2. 永久歯の根が成長する: 永久歯の根が成長し、乳歯の根を溶かし始めます。
3. 乳歯の根が溶ける: 乳歯の根が溶け、グラグラし始めます。
4. 乳歯が抜ける: 乳歯が自然に抜け落ちます。
5. 永久歯が生えてくる: 永久歯が生えてきます。

 

乳歯の生え変わりに関するよくある質問

ここからは乳歯の生え変わりに関するよくある質問について、詳しく回答します。

1. 乳歯が抜けたら、どうすればいいですか?

乳歯が自然に抜けた場合は、以下の点に注意しましょう。

● 誤飲に注意する: 小さな乳歯は誤飲のリスクがあるため、お子様の手の届かない場所に保管しましょう。
● 記念に保存する: ご希望の場合は、乳歯を洗浄して消毒してから、専用のケースなどに保管することができます。
● 異常がないか確認する: 抜けた歯ぐきから血がとまらない、根が残っていたりする場合には、歯科医に相談しましょう。

 

2. 永久歯が生えてくるのが遅いのですが、大丈夫ですか?

乳歯の生え変わりには個人差があり、永久歯が生えてくる時期も早生まれ・遅生まれのお子様によって異なります。

一般的には、6歳頃から乳歯が抜け始め、12歳頃までに全ての永久歯が生え変わります。

しかし、2年以上永久歯が生えてこない場合は、以下の原因が考えられますので、歯科医に相談することをおすすめします。

● 乳歯の根が完全に溶けていない: 乳歯の根が完全に溶けずに残っていると、永久歯が生えてくるスペースが不足し、生えるのが遅くなることがあります。
● 永久歯の歯胚がうまく形成されていない: 永久歯の歯胚が何らかの原因でうまく形成されていない場合、生えるのが遅くなることがあります。
● 全身疾患がある: 甲状腺機能低下症などの全身疾患があると、乳歯の生え変わりや永久歯の生え方に影響を与えることがあります

 

3. 歯磨きがうまくできません。どうすればいいですか?

お子様が歯磨きを嫌がったり、うまく磨けなかったりする場合は、以下の方法を試してみましょう。

● 一緒に歯磨きをする:
お子様と一緒に歯磨きをすることで、楽しく歯磨き習慣を身につけることができます。
● 電動歯ブラシを使う:
電動歯ブラシは、お子様が自分で歯磨きをするのが苦手な場合に役立ちます。
● 好きなキャラクターの歯ブラシを使う:
お子様の好きなキャラクターの歯ブラシを使うことで、歯磨きへのモチベーションを高めることができます。
● タイマーを使う: 歯磨き時間をタイマーで計ることで、集中して歯磨きをすることができます。
● 歯磨き粉を工夫する: お子様の好きな味の歯磨き粉を使うことで、歯磨きをより楽しくすることができます。

 

4. 乳歯の生え変わり時期が早すぎる・遅すぎる場合はどうすればいいですか?

乳歯の生え変わり時期が早すぎる・遅すぎる場合、以下の原因が考えられますので、歯科医に相談することをおすすめします。

● 早すぎる場合: 早期乳歯喪失、先天性欠如歯、遺伝的要因、外傷など
● 遅すぎる場合: 乳歯根残存、永久歯萌出異常、全身疾患など

 

5. 乳歯の生え変わり時期に歯医者に行くべきタイミングは?

乳歯の生え変わり時期には、以下のタイミングで歯科医を受診することをおすすめします。

● 乳歯が抜けたら: 抜けた乳歯に異常がないか確認するため。
● 永久歯が生えてきたら: 永久歯の歯並びや噛み合わせをチェックするため。
● 歯磨きがうまくできない場合: 歯磨き指導を受けるため。
● 乳歯の生え変わり時期が早すぎる・遅すぎる場合:原因を調べる必要があるため。
● その他、気になることがあればいつでも相談できます。

 

まとめ

乳歯がはえかわる時期と順番、そしてよくある質問について詳しく解説しました。

さらに、お子様の歯の健康を守るために、繰り返しになる箇所もありますが以下の点に特に注意しましょう。

1. 乳歯の生え変わり時期はあくまでも目安

乳歯の生え変わり時期は、一般的に6歳頃から始まり、12歳頃までに全ての永久歯が生え変わると言われています。

しかし、これはあくまでも目安であり、個人差があります。早生まれ・遅生まれのお子様は、生え変わりの時期も早くなります。

大切なのは、お子様の歯の成長を焦らず、自然なペースを見守ることです。

もし、2年以上永久歯が生えてこないなど、気になることがあれば、歯科医に相談しましょう。

2. グラグラしている乳歯は無理に抜かない

乳歯がグラグラしていても、自然に抜けるのを待ちましょう。

無理に抜くと、永久歯の歯並びが悪くなる可能性があります。

お子様が「グラグラする歯が気になる」と言う場合は、歯科医に相談して、適切な処置を受けるようにしましょう。

3. 永久歯が生え始めたら、虫歯に注意

永久歯は、乳歯よりも虫歯になりやすいです。

毎日の歯磨きをしっかり行い、定期的に歯科検診を受けましょう。

特に、永久歯が生えたばかりの時期は、虫歯になりやすいので注意が必要です。

フッ素塗布などの予防策も検討しましょう。

4. 歯並びや噛み合わせに異常を感じたら、歯科医へ相談

歯並びや噛み合わせに異常を感じたら、早めに歯科医へ相談しましょう。

乳歯の生え変わり時期は、歯並びや噛み合わせに影響を与える可能性があります。

早めに専門医に相談することで、適切な治療を受けることができます。

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