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学校検診の時期ですね。
最近のお子さんで引っかかりやすい項目で多いのは噛み合わせや歯並びの項目です。
顎が小さかったり、口呼吸が原因のことが多いです。
検診で引っかかったとき様子見にするか、早めに治療するか迷うと思います。
今回は早めに矯正するメリットをお伝えしたいと思います。
小児矯正を早くにする理由
矯正治療はいつからでも始めることができますが、永久歯列期、乳歯列期、混合歯列期ではアプローチの仕方が全く異なります。
今回は歯が生え変わり始める混合歯列期向けの矯正のメリットをお伝えします。
矯正治療を早くに始めるメリット
① 成長と発育を利用できる
お子さんの顎の成長は思春期よりも早く、9歳くらいが上顎の成長のピークになります。
その時期にしっかり歯が生えるスペースを確保することで、歯が綺麗に並びやすくなり、将来的に歯並びが崩れにくくなります。
② 抜歯の必要性を減らす
大人の歯に全て生え変わってからの治療では顎の成長を利用できないため、抜歯矯正が主流です。歯を抜いてできたスペースに歯を並べる方法が一般的です。
また、反対咬合や顎変位は早い時期に治すことで手術を回避できる可能性があります。
③ 治療期間の短縮
早めに始めることで歯並びが悪くなった原因を除去しやすくなります。
顎の成長を促し、歯が並びやすくなるため、小児矯正のみで完結する場合もあります。
永久歯列期の矯正が必要なくなる可能性もあります。
④ 心理的・社会的利点
歯並びが悪いことで人前で話すことや笑うことを避けるお子さんもいます。
矯正治療により笑顔に自信を持てるようになり、自信を持って生活できるようになります。
周りからの評価も上がり、将来が明るくなります。
⑤ 口呼吸などの癖がなくなる
口呼吸は歯並びや免疫力、集中力に悪影響を与えます。
鼻呼吸を促すことで綺麗な歯並びを手に入れ、後戻りもしにくくなります。
全身の健康や体力面も向上します。
指しゃぶりや舌突出癖などの悪い癖も早めに治すことで歯が並びやすくなります。
⑥ 発音や咀嚼の改善
舌の正しい位置や使い方を学ぶことで滑舌が良くなり、英語の発音などもサポートされます。
また、しっかり噛むことができるようになり、全身の健康や体力、運動能力にも良い影響を与えます。
⑦ お口の健康
歯並びが良くなることで歯が磨きやすくなり、虫歯や歯肉炎の予防になります。
また、歯医者さんに通う習慣ができることで、正しい歯磨きが身につき、フッ素で硬い丈夫な歯になります。
⑧ 費用を抑えることができる
早めに矯正を始めることで歯が並びやすく、装置の数や通院回数を減らすことができ、総合的に費用を抑えられます。
また、2期治療や永久歯列期の治療を回避できる場合、本格的な矯正治療より費用を抑えられます。
まとめ
以上が、矯正を早く始める大きなメリットです。
お子さんの矯正は悪い癖をとり、正しい成長に誘導することが目的です。
早く矯正し、早く健康的になることで、学力・運動面においても優位な結果が生まれる可能性があります。
1期治療は将来の抜歯矯正を回避する目的が多いかと思います。
抜歯矯正が悪いわけではありませんが、人生100年時代において、なるべく多くの歯を残し、失った時のリスクを減らすことで健康に長生きできることは何にも代えがたい幸せです。
うえさか歯科ではお子さんが健康に育つお手伝いをさせていただきます。
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