目次
- 矯正治療よくある質問
- ワイヤー矯正 よくある質問
- 金属の装置が目立つのが心配です。目立たない方法はありますか?
- 装置が口の中で当たって痛くなることはありますか?
- ワイヤーを交換するときは痛みがありますか?
- 食事で気をつけることはありますか?
- 歯みがきは難しくなりますか?
- 発音に影響はありますか?
- 装置が外れたり壊れた場合はどうすればよいですか?
- ワイヤーが飛び出して頬に刺さって痛いです。
- 装置の見た目が気になってマスクを外しにくいです。
- 装置をつけたままホワイトニングはできますか?
- ワイヤー矯正のメリットは何ですか?
- 見た目が気になりますが、それ以外のデメリットはありますか?
- マウスピース矯正と比べた場合の違いは?
- 見た目のデメリットを軽減する方法はありますか?
- ワイヤー矯正はマウスピースより安いのですか?
- マウスピース矯正 よくある質問
- マウスピース矯正とはどのような治療ですか?
- どのくらいの頻度でマウスピースを交換しますか?
- 治療期間はどれくらいですか?
- 毎日どのくらいの時間装着する必要がありますか?
- 痛みはありますか?
- 食事のときはどうすればいいですか?
- 会話や発音に影響はありますか?
- 装着中にホワイトニングはできますか?
- すべての症例に対応できますか?
- すべての歯並びにマウスピース矯正は使えますか?
- 骨格的な問題(骨格性の出っ歯・受け口)がある場合は?
- 抜歯が必要なケースには使えますか?
- 回転している歯や、歯の移動量が大きい場合は?
- 歯周病や歯のぐらつきがある場合は?
- マウスピースを長時間装着できない生活スタイルの場合は?
- 歯の本数が極端に少ない、もしくは歯の形が特殊な場合は?
- マウスピース矯正が可能かどうかはどう判断されますか?
- 部分矯正 よくある質問
- 後戻り矯正 よくある質問
- 舌側矯正 よくある質問
- 外科矯正 よくある質問
- 補綴前矯正 よくある質問
- リテーナー(保定装置)よくある質問
- 無料矯正相談
矯正治療よくある質問
矯正治療、特に永久歯列期、成人矯正のよくある質問にお答えします。
小児矯正のよくある質問はこちらから
小児矯正よくある質問
大人になってからでも矯正できますか?
成人でも問題なく矯正治療は可能です。近年は審美性や健康意識の高まりから、矯正を始める大人の方が増えています。
矯正治療は目立ちませんか?
透明なマウスピース型矯正(インビザラインなど)や、白いワイヤー・セラミックブラケットなど、目立ちにくい装置を選ぶことができます。
また、舌側矯正という裏側にワイヤーをつける全く見えない矯正もあります。
治療中に仕事や会話に支障はありますか?
装置に慣れるまで多少の違和感はあります。
大体は1週間ぐらいで慣れます。
多くの方が日常生活や仕事に支障なく過ごされています。
マウスピース矯正は特に目立たず、会話への影響が少ないです。
治療期間はどのくらいですか?
一般的には1年半〜3年程度です。
症状や治療方法により異なります。
部分矯正は半年以内に終わることがほとんどです。
費用はどれくらいかかりますか?
全体矯正で70〜120万円が目安です。
部分矯正で10〜50万円くらいが相場です。
期間、使用装置、調整料などが費用を決める目安になります。
矯正中に結婚式や大事なイベントがある場合はどうなりますか?
事前にご相談いただければ、一時的に装置を外すなどの対応も可能です。
マウスピース型の場合は特に柔軟です。
一日20時間の装着を守って頂いたら、写真撮影などの際は外していただけます。
矯正中に虫歯や歯周病が心配です。同時に治療できますか?
成人は歯周病リスクが高いため、矯正前にしっかり検査し、必要に応じて歯周治療を行います。
また、治療中は定期的なクリーニングを行います。
虫歯治療は矯正中にすることもあれば軽度であれば治療後にすることもあります。
抜歯は必要ですか?
必ずしも抜歯が必要とは限りません。
精密検査の結果に基づき、必要性を判断します。
セファロ分析など客観的な検査をもとに抜歯矯正にするか非抜歯矯正にするか相談します。
過去に矯正をしたのに後戻りしました。もう一度矯正できますか?
はい、再矯正も可能です。
後戻りの程度により、部分矯正で対応できる場合もあります。
その場合は半年くらいで改善できます。
矯正治療で横顔やフェイスラインは変わりますか?
抜歯矯正は特に変わります。
噛み合わせや歯の位置が整うことで、口元がすっきりし、フェイスラインが整うケースもあります。
口元を下げ過ぎたくない場合は非抜歯矯正が良いでしょう。
ワイヤー矯正 よくある質問
金属の装置が目立つのが心配です。目立たない方法はありますか?
セラミックブラケットやホワイトワイヤーを使用することで、従来よりも目立ちにくいワイヤー矯正が可能です。
また舌側ワイヤー(裏側)の場合、完全に隠れます。
装置が口の中で当たって痛くなることはありますか?
最初の数日は口内炎や違和感が出ることがありますが慣れてくると軽減されます。
矯正用ワックスを貼り付けたり、ワイヤーの端を曲げることでも対応可能です。
ワイヤーを交換するときは痛みがありますか?
調整後3日〜1週間は歯が浮くような感覚や痛みが出ることがあります。
人によってはお食事に苦痛を感じることもあります。
多くの場合はその後治まります。
食事で気をつけることはありますか?
硬いものや粘着性のある食べ物(ガム・キャラメルなど)は装置が外れる原因になるため避けてください。
歯みがきは難しくなりますか?
装置の周りに汚れが溜まりやすくなるため、歯ブラシに加えて歯間ブラシや専用のケア用品の使用をおすすめします。
定期的なプロフェッショナルクリーニングも重要です。
発音に影響はありますか?
舌側矯正(裏側につける矯正)以外のワイヤー矯正では、発音への影響はほとんどありません。
トランスパラタルアーチ、リンガルアーチなど裏側に固定する装置は舌感に影響します。
装置が外れたり壊れた場合はどうすればよいですか?
すぐにご連絡ください。
痛みがなければそのまま来院まで様子を見ていただき、場合によっては応急処置のアドバイスをいたします。
ワイヤーが飛び出して頬に刺さって痛いです。
応急的にワックスでカバーした上で、早めに来院してください。
ワイヤーの先端を曲げたり調整することで改善できます。
装置の見た目が気になってマスクを外しにくいです。
目立ちにくい装置もありますし、矯正していること自体に好印象を持たれることも増えています。
どうしても気になる場合はマウスピース矯正もご提案できます。
装置をつけたままホワイトニングはできますか?
ワイヤー矯正中のホワイトニングは基本的に推奨しておりません。
治療後にホワイトニングを行うのが一般的です。
ワイヤー矯正のメリットは何ですか?
幅広い症例に対応できる(重度の不正咬合にも有効)
治療計画に柔軟性がある
歯の動きが読みやすく、精密なコントロールが可能
マウスピースと比べて自己管理が不要(装着のし忘れがない)
見た目が気になりますが、それ以外のデメリットはありますか?
装置が目立つ(ただし目立ちにくい素材もあり)
食事や歯磨きに注意が必要
装着中に口内炎や痛みが出やすい
調整後に一時的な違和感や痛みが出ることがある
マウスピース矯正と比べた場合の違いは?
ワイヤー矯正は固定式で、患者さんの装着忘れなどのリスクがない反面、取り外しができず清掃の手間がかかります
マウスピースは審美的で快適な面もありますが、適応できる症例に制限があります
複雑な歯の移動にはワイヤー矯正の方が効果的です
見た目のデメリットを軽減する方法はありますか?
セラミックブラケットやホワイトワイヤーを使うことで、装置が目立ちにくくなります
どうしても気になる場合は、裏側矯正(舌側矯正)も選択肢の一つです
ワイヤー矯正はマウスピースより安いのですか?
治療内容や使用する素材によりますが、ワイヤー矯正の方が費用を抑えられる場合もあります
装置の種類(目立ちにくい装置など)によって価格が変わりますので、詳しくはカウンセリング時にご案内します
マウスピース矯正 よくある質問
マウスピース矯正とはどのような治療ですか?
透明な取り外し可能なマウスピース(アライナー)を装着し、段階的に歯を動かしていく矯正治療です。
目立ちにくく、快適に過ごせるのが特徴です。
お食事の時は外す必要があります。
どのくらいの頻度でマウスピースを交換しますか?
通常は1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換します。
計画通りに交換することで、歯が徐々に理想の位置に動きます。
治療期間はどれくらいですか?
症例によって異なりますが、軽度なら半年〜1年程度です。
全体矯正であれば1年半〜3年程度が一般的です。
毎日どのくらいの時間装着する必要がありますか?
1日20〜22時間の装着が推奨されます。
食事・歯磨き以外の時間は基本的に装着が必要です。
痛みはありますか?
新しいマウスピースに替えた直後に軽い圧痛を感じることがありますが、通常は1〜2日で慣れます。
ワイヤー矯正より痛みはかなり少ないです。
理由は調整が細かいこと、動かす歯が限局的なことです。
またワイヤーと違って引っかかることもありません。
食事のときはどうすればいいですか?
食事の際はマウスピースを外していただきます。
飲み物も、水以外のもの(コーヒー、ジュースなど)を飲むときは外してください。
水など着色しないもの、砂糖が入っていないものは問題なく摂取できます。
会話や発音に影響はありますか?
最初は少し違和感を覚える方もいますが、ほとんどの方が数日で慣れます。
仕事などで話す機会が多い方にも人気です。
芸能人などもつけたままテレビに出たりしていますので問題ありません。
装着中にホワイトニングはできますか?
一部の製品ではマウスピースと併用してホワイトニングが可能です。
マウスピースを使ってホームホワイトニングも可能です。
自分で管理できるか不安です。
毎日決まった時間に装着し、交換スケジュールを守る自己管理が大切です。
難しい場合はワイヤー矯正の方が適していることもあります。
お子さんの矯正など本人のモチベーションが低いと付けなくなったりします。
すべての症例に対応できますか?
軽度〜中等度の歯並びに特に適していますが、重度のケースや複雑な動きにはワイヤー矯正が適している場合もあります。
以前は難しいケースもありましたが、ほぼ全ての症例に対応可能です。
一部ワイヤー併用やアンカースクリューを使うことで動きが速くなります。
マウスピース矯正が適応しにくい症例
すべての歯並びにマウスピース矯正は使えますか?
症例によってはワイヤー矯正の方が適していることがあります。
以前と比べほぼマウスピース矯正で治療が可能です。
以下のような場合は、マウスピース矯正が難しい・効果が限定的な場合があります。
【適応しにくい症例の例】
骨格的な問題(骨格性の出っ歯・受け口)がある場合は?
上下の骨格に大きなズレがある場合は、外科矯正やワイヤー矯正との併用が必要になることがあります。
抜歯が必要なケースには使えますか?
軽度~中等度の抜歯症例には対応可能な場合もありますが、歯の大きな移動が必要なケースではワイヤー矯正の方が適しています。
ワイヤー併用やアンカースクリューを使用することで速く動きます。
回転している歯や、歯の移動量が大きい場合は?
強くねじれている歯や、奥歯の大きな移動が必要な場合は、マウスピース単独では動かしきれないことがあります。
アンカースクリューや顎間ゴム、リンガルボタンを使うことでカバーできます。
歯周病や歯のぐらつきがある場合は?
歯を動かすことが歯周組織に負担となるため、まずは歯周病の治療が必要です。
進行度によっては矯正自体を見送ることもあります。
マウスピースを長時間装着できない生活スタイルの場合は?
1日20〜22時間の装着が難しい方(例:長時間の会食が多い営業職など)は、マウスピース矯正の効果が出にくいため注意が必要です。
試食が多い方もワイヤーが向いているかもしれません。
歯の本数が極端に少ない、もしくは歯の形が特殊な場合は?
歯の位置のコントロールが難しいため、症例によってはワイヤー矯正をおすすめすることがあります。
マウスピース矯正が可能かどうかはどう判断されますか?
精密検査(レントゲン、歯型スキャン、写真など)をもとに診断し、適応の可否を判断します。
無理にマウスピース矯正を行わず、適した治療方法をご提案しますのでご安心ください。
部分矯正 よくある質問
部分矯正とは何ですか?
MTM(Minor Tooth Movement)と呼ばれる一部を動かす矯正です。
気になる一部の歯だけを動かす矯正治療です。
主に前歯のがたつき、すき間、傾きなどを整えるのに用いられます。
抜歯して期間が空いて傾いた歯を起こしたり、虫歯で短くなった歯を提出(出す)ことも可能です。
全体矯正と何が違いますか?
全体矯正は上下すべての歯を理想的な噛み合わせに整えるのに対し、部分矯正は一部の見た目や位置のみを整える治療です。
治療範囲・期間・費用がコンパクトなのが特徴です。
スペースが足りない症例には不向きです。
どんな人に向いていますか?
前歯だけが少し傾いている・重なっている
昔矯正したけど後戻りしてしまった
結婚式や就活などのイベントまでに短期間で整えたい
といった方に適しています。
治療期間はどのくらいですか?
症例にもよりますが、3〜6ヶ月程度で終了するケースが多いです。
圧下は一番難しく治療期間がかかります。
費用はどのくらいかかりますか?
全体矯正に比べて費用を抑えられ、目安は10〜50万円程度です。
装置の種類、動かす本数。期間によって異なります。
ワイヤーとマウスピース、どちらでもできますか?
どちらでも可能ですが、歯の動かし方や状態により最適な方法をご提案します。
審美性を重視する方にはマウスピースが人気です。
マウスピースは作成に時間がかかるのでワイヤーの方が早く終わる事もあります。
噛み合わせには問題ないのですか?
部分矯正は「見た目を整える」ことが主な目的で、噛み合わせの改善は限定的です。
元々奥歯の噛み合わせが良い方に適しています。
噛み合わせに問題がある場合は、全体矯正をおすすめすることがあります。
後戻りのリスクはありますか?
全体矯正と同様に、治療後はリテーナー(保定装置)を使用することで後戻りを防ぎます。
リテーナーの装着期間も短い傾向にあります。
短期間で治るなら、すぐ始められますか?
精密検査と診断のうえ、適応できるかを判断します。
部分矯正が難しいケースもあるため、まずはカウンセリングをご予約ください。
後戻り矯正 よくある質問
後戻り矯正とは何ですか?
過去に矯正治療を受けたものの、時間の経過や保定装置(リテーナー)の不使用などにより歯並びが元に戻ってしまった方に対して、再び歯を整える治療です。
「前歯だけ戻ってきた」「すき間が開いた」などの部分的な変化が多いです。
なぜ後戻りが起こるのですか?
保定装置(リテーナー)の使用をやめてしまった
加齢や生活習慣(舌癖・口呼吸など)による影響
噛み合わせが安定していなかった
などが原因で、歯が元の位置に動いてしまうことがあります。
どのような治療法がありますか?
後戻りの程度によって以下のような選択肢があります:
軽度なズレ → 部分矯正(マウスピースまたはワイヤー)
中等度以上 → 全体矯正の再治療
歯のねじれや傾き → ワイヤー矯正の方が適する場合も
患者さんの希望やライフスタイルに合わせて最適な方法をご提案します。
マウスピース矯正でも治せますか?
多くの軽度な後戻りはマウスピース矯正で対応可能です。
目立たず、短期間で整えることができます。
治療期間はどれくらいかかりますか?
軽度の後戻り → 3〜6ヶ月
中等度 → 6ヶ月〜1年程度
※症例により異なります。カウンセリング・診断で明確になります。
費用はどのくらいですか?
保証期間中〜無料の場合や材料費の場合などがあります。
軽度の後戻り矯正(マウスピース矯正など) → 10〜40万円程度
全体の再矯正 → 通常の矯正費用、60万円以上になる場合もあります。
保定装置の再作成なども別途費用が発生することがあります。
再び後戻りしないようにするには?
矯正後は必ず保定装置(リテーナー)を正しく使うこと
噛み合わせや生活習慣の改善
歯並びのチェックのため、定期検診に通うことが重要です
癖の除去、MFTなど筋肉のバランスを整える
矯正経験があればすぐに治療を始められますか?
一度矯正を受けていても、お口の中の状態は年齢とともに変化しています。
再評価・診断を行ってから治療方針を立てる必要があります。
舌側矯正 よくある質問
舌側矯正とは何ですか?
裏側矯正とも呼ばれます。
矯正装置(ブラケットとワイヤー)を歯の裏側(舌側)に取り付けて治療を行う方法です。
これにより、治療中でも装置が見えにくく、外からはほとんどわかりません。
舌側矯正のメリットは何ですか?
目立たない: 装置が歯の裏側にあるため、他人からはほとんど見えません。
審美性を重視する方に最適: 外見を気にせずに矯正治療を受けたい方に向いています。
口元の美しさを保てる: 表側にブラケットをつけないため、治療中の笑顔や話す際に気になることが少ないです。
舌側矯正のデメリットは何ですか?
治療費が高い: 通常の表側矯正よりも少し高くなることが一般的です。
慣れるまで違和感がある: 装置が舌に触れるため、最初は発音がしにくかったり、舌の痛みや違和感を感じることがあります。
口内ケアが難しい: 歯の裏側に装置があるため、歯磨きが難しくなり、特に細かい部分の清掃に注意が必要です。
治療がやや長くなることがある: 表側矯正と比べて、歯の移動が難しいため、若干治療期間が長くなる場合があります。
舌側矯正の治療期間はどれくらいですか?
通常の表側矯正と同じか長くなるケースが多いです。
1年半〜3年程度が目安ですが、症例によってはもう少し長くなることもあります。
軽度な場合や部分矯正なら、期間を短縮できることもあります。
どんな人に舌側矯正は向いていますか?
審美的に目立たない矯正を希望する方
成人矯正を希望する社会人や学生
装置が目立つことに抵抗がある方
これから結婚式を控えている方や、重要なイベントがある方にも人気があります。
特にマウスピース矯正が目立ちにくく、違和感が少ないため最近はそちらを選ぶ方が多いです。
なのでマウスピースすら気づかれたくない方。
お食事時間や会食が多く、マウスピースを20時間以上つけられない方。
調整にしっかり通える方。
以上の方におすすめいたします。
どのくらいの痛みがありますか?
最初は違和感や軽い痛みを感じることがありますが、通常は数日〜1週間程度で慣れます。
舌側矯正は特に舌が装置に触れるため、発音や舌の痛みを感じることがあるので、最初の数週間は少し不便かもしれません。
それでも慣れない方は一定数いたり、口内炎などができていたい方もいます。
お手入れはどのように行いますか?
歯磨き: 装置が裏側にあるため、歯ブラシやフロスを使って歯の隙間や装置周辺を丁寧に磨くことが必要です。
清掃用の道具: 舌側矯正専用の歯ブラシやフロス、専用洗浄器を使うことで、より清潔に保つことができます。
硬いものを食べない。
コンタクトスポーツを避ける。
どのような装置が使われますか?
固定式の舌側ブラケットが一般的です。
最新技術を使ったカスタムメイドの舌側ブラケット(Incognitoなど)は、患者さん一人ひとりに合わせた装置を作るため、装着感が快適で目立ちにくいです。
また、下の歯は矯正装置が目立ちにくいことからハーフリンガル(上だけ裏側、下は表)にすることで下に引っ掛かるのを半減させる方法もあります。
舌側矯正はすべての症例に適用できますか?
ほとんどの症例に適応できますが、重度の咬合異常や骨格の問題がある場合は、他の治療法との併用が必要になることもあります。
治療前のカウンセリングで詳細な診断を行います。
治療後のケアは必要ですか?
矯正後、歯並びが元に戻らないようにリテーナー(保定装置)を使用する必要があります。
舌側矯正後も、矯正治療を終了した後は歯の位置を維持するために定期的なフォローアップとリテーナーの使用が重要です。
舌側固定式ワイヤーかマウスピースタイプのリテーナーにされる方が多いかと思います。
外科矯正 よくある質問
外科的矯正とは何ですか?
歯並びや噛み合わせを改善するために、矯正治療(歯の移動)と合わせて、顎の骨を手術で改善する治療法です。
矯正治療で歯を整えた後に、顎の位置や形状を手術で修正します。
主に骨格性の歯列不正に対応します。
ある程度成長期が過ぎてからの適応になります。
外科矯正が必要な理由は何ですか?
外科矯正は、顎の位置や形が歯並びや噛み合わせに影響を与えている場合に必要です。
例えば、次のような場合に適応されます:
顎がずれている(上顎や下顎が前に出すぎている、後ろに引っ込んでいるなど)
噛み合わせが合わない(深い噛み合わせや開咬)
顎の発育に問題がある(先天的な顎の形や成長の不均衡)
顎が原因で顔のバランスが崩れている(顔の非対称)
どのような症例に外科矯正が必要ですか?
主に以下のような症例に外科矯正が必要です:
下顎前突(ごっつい顎): 下顎が上顎よりも前に出ている
上顎前突(出っ歯): 上顎が下顎よりも前に出ている
開咬: 前歯が噛み合わず、奥歯だけで噛み合わせる状態
交叉咬合: 上顎と下顎の噛み合わせが左右で逆転している
顎の発育不良: 上顎や下顎が正常な位置に発育していない
外科矯正はどのように行われますか?
外科矯正は次のステップで行われます:
術前矯正: 顎の手術前に歯並びを整え、歯の位置を正しい場所に動かします。この段階で約1〜2年かかることが多いです。
手術: 歯の矯正後に顎の骨を手術で移動させます。手術は通常、全身麻酔で行われ、顎の骨を切って必要な位置に移動させます。
手術自体は数時間で終了します。
入院が必要になります。術後矯正: 手術後に再度矯正治療を行い、歯と顎の位置をさらに調整して、安定した状態にします。
この段階も数ヶ月〜1年程度かかります。
手術は痛いですか?
手術は全身麻酔で行われるため、手術中は痛みを感じません。
術後は数日から数週間程度、腫れや痛みが生じることがありますが、医師の指導に従って適切な薬で管理できます。
術後の回復には個人差がありますが、2〜3週間ほどで日常生活に戻れることが多いです。
手術後の回復期間はどれくらいですか?
手術後は約1〜2週間の腫れや痛みがあることが一般的です。
完全な回復には数ヶ月かかることもありますが、1〜2ヶ月後には普通の生活に戻れることが多いです。
治療終了後も定期的な検診と矯正治療が続きます。
また顎骨固定用のプレートの除去が必要になる事もあります。
外科矯正の治療期間はどのくらいかかりますか?
治療全体で2〜3年が一般的な目安です。
術前矯正と手術、術後の矯正治療を合わせた期間となります。
具体的な治療期間は患者さんの症例や治療計画によって異なります。
外科矯正の費用はどのくらいかかりますか?
外科矯正は、矯正治療と手術を含むため、総額で100万円以上かかることも多いです。
手術費用、矯正費用、術後の治療費が含まれます。
詳細な費用については、事前に医師と相談し、見積もりをもらうことが重要です。
保険適応になることも多いですが、手術を伴うのでそれなりにかかります。
外科矯正にはリスクはありますか?
外科矯正は一般的に安全な治療法ですが、以下のようなリスクがあります:
感染症: 手術後に感染症が起こることが稀にあります。
神経損傷: 顎の神経を一時的に損傷する可能性がありますが、通常は回復します
手術失敗:固定が上手くいかなかったり、再手術が必要なケースもあります。
外科矯正後の生活はどう変わりますか?
治療後は噛み合わせが改善され、顔のバランスが整います。
食事がしやすくなり、口元の美しさが向上します。
また、顎の健康が改善されるため、顎関節症の予防にもつながります。
治療後は定期的なメンテナンスが重要です。
また顎骨固定用のプレートの除去が必要になる事もあります。
補綴前矯正 よくある質問
補綴前矯正とは何ですか?
被せ物やブリッジ・インプラントなどの補綴治療(人工の歯を入れる治療)の前に、歯並びや噛み合わせ、歯軸を整えるために行う矯正治療です。
補綴治療をより正確・長持ち・見た目よく仕上げるために行います。
なぜ補綴の前に矯正が必要なのですか?
歯が傾いていて土台として使えない。
歯根破折のリスクを下げる。
すき間が足りず、被せ物が入らない。
噛み合わせが悪く、補綴が壊れやすい状態になっている。
虫歯で被せる面積が少なく、予後が悪い場合。
といった場合に、矯正で条件を整えてから補綴を行うと、より自然で機能的な治療結果が得られます。
どのような症例が対象になりますか?
歯が大きく倒れていて、被せ物をまっすぐ作れない方
歯が抜けたまま放置していて、周囲の歯が倒れてきている方
インプラントやブリッジを計画しているが、スペースが足りない方
噛み合わせの高さを整える必要がある方、噛み合わせが深い方
歯を抜いてから放置して、噛み合う歯が伸びてきている方
虫歯や破折で歯冠を失い、そのままだと被せられない方
などが対象になります。
治療期間はどれくらいかかりますか?
動かす歯の本数や方向によって異なりますが、数ヶ月〜1年程度が目安です。
部分矯正と同様に短期間で済むこともあります。
装置は目立ちますか?
症例によってはワイヤー矯正を使用しますが、目立ちにくい白い装置やマウスピース矯正を選ぶことも可能です。
必要最小限の矯正ですので、比較的見た目の負担は少ない傾向にあります。
アンカースクリューやリンガルボタン、を使って最小限の装置にする事もあります。
矯正をしないで補綴することはできますか?
無理に補綴をすると、「不自然な見た目」「すぐに壊れる」「周囲の歯に負担がかかる」などの問題が起きる可能性があります。
長期的に見て矯正を行った方が結果的にメリットが大きいケースも多いです。
セラミック矯正との違いは?
セラミック矯正は歯並びの悪さを被せ物で合わせること主旨とします。
補綴前矯正は補綴物の予後をより高める為に矯正治療し、仕上がりも綺麗になります。
仕上がりに差がある場合はもちろん、補綴物が長持ちします。
矯正治療を挟むので期間はかかります。
費用はどのくらいかかりますか?
矯正の範囲によって異なりますが、部分矯正の費用と同程度(例:10〜30万円前後)になることが多いです。
全額治療をした後に補綴を入れる場合もあるため、その場合は全額矯正費用と補綴費用がかかります。
治療計画の中で総額をご説明いたします。
矯正後すぐに被せ物を作ることができますか?
歯の移動が落ち着いたタイミングで、すぐに補綴治療に入ることができます。
矯正と補綴を連携して行うことで、スムーズに治療が進みます。
仮歯を入れることが多いので仮歯合わせが必要になります。
インプラントをする場合は、矯正前、矯正中、矯正後に手術をするケースが考えられます。
リテーナー(保定装置)よくある質問
リテーナーとは何ですか?
矯正治療で動かした歯が元に戻らないようにするための装置です。
矯正治療が終わった後、歯並びを安定させる「保定期間」に使用します。
なぜリテーナーが必要なのですか?
歯は、周囲の骨や歯茎が安定するまで元の位置に戻ろうとする性質(後戻り)があります。
リテーナーを使わないと、せっかく整えた歯並びが崩れてしまうことがあります。
骨がの中を歯が動く仕組みとして、骨の吸収と添加を繰り返し行います。
一見歯の周りに骨があるように見えますが、幼若な骨のためしっかりした骨になるまでの期間が必要です。
どのくらいの期間つける必要がありますか?
基本的には矯正後すぐは毎日(1日20時間程度)装着
数ヶ月後からは就寝時のみなど、徐々に装着時間を減らしていきます
最低でも1〜2年程度、長期的には数年〜生涯夜間装着を続けるのが理想です(個人差あり)
種類にはどんなものがありますか?
マウスピース型リテーナー(クリアタイプ)
透明で目立ちにくく、取り外し可能。清潔に保ちやすいです。
ワイヤータイプ(ホーレー、ベッグタイプ)
金属のワイヤーが見えるタイプ。
調整可能で壊れにくいのが特徴。
特にかみ合わせがあまい場合は自然と調整されていく。
固定式リテーナー(フィックス)
前歯の裏側にワイヤーを接着して歯を固定。
自分で着脱はできませんが、24時間効果が続きます。
噛み合わせによっては入れられない。
お手入れはどうすればいいですか?
毎日水洗いし、歯ブラシや専用の洗浄剤で清掃しましょう。
熱湯で洗うと変形することがあるので使用しないようにしましょう。
食事中や歯磨き中は取り外します(固定式を除く)
リテーナーを忘れるとどうなりますか?
数日〜数週間でも後戻りが始まることがあります。
特に治療終了直後は要注意です。
「ちょっと面倒」でも、毎日続けることが大切です。
短かった次の日は特に長めに装着しましょう。
壊れたり失くした場合はどうすればいいですか?
できるだけ早く歯科医院へご連絡ください。
後戻りが進む前に再製作・修理する必要があります。
一時的に接着剤で固定するなども可能です。
リテーナーは一生つけないといけませんか?
人によって異なりますが、歯は一生動く可能性があります。
生理的に動く力もかかりますが、元々歯並びが悪くなった原因を放置していると後戻りしやすいです。
後戻りを減らしたいのであればMFTを併用する必要があります。
最低でも数年は夜間装着を継続し、その後も「歯並びの安定を感じているかどうか」を目安に調整していきます。
痛みや違和感はありますか?
最初は少し締め付けを感じることがありますが、通常はすぐ慣れます。
ホーレータイプなどは裏側に樹脂の厚みがあるので違和感が強いかもしれません。
痛みが続く場合は調整が必要かもしれません。
無料矯正相談
矯正のLINE無料相談しています。
矯正治療について詳しくはこちらをご覧ください。
https://us-familydental.com/orthodontic_treatment/
対面での無料相談は下記よりお電話か、ネット予約フォームをご利用ください。
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