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こんにちは。
箕面市瀬川の歯医者うえさか歯科です。
皆さんフッ素という言葉を聞いたことがありますか?
主に歯磨き粉に入っていたり、
フッ素は虫歯予防に欠かせなく、
今日は2023年に1月から4学会合同でフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法が改定されました。
簡単に言うと歯磨き粉のフッ素濃度を高めて普段使いしましょうということなのですが、一般の方にもわかりやすく説明します。
フッ素の効果と使用法
1、フッ素の効果
フッ素の効果は大きく分けて3つあります。
① 脱灰抑制作用
お口の中は食事をするたびに、「脱灰」が起きています。
「脱灰」とはお口の中の食べかす(主に砂糖)
この酸によって、
脱灰が進むとどんどん歯がもろくなって歯に穴があいて虫歯になっ
フッ素を歯に取り込むことで脱灰にしにくい強い歯になっていきま
② 再石灰化の促進
「再石灰化」とは、
お口の中は1日中脱灰によって歯が溶け、
フッ素を塗布することで酸の攻撃を受けても、
③ 細菌の酸性産の抑制
虫歯菌は歯を溶かす酸を作るために、細菌の代謝系酵素「
プラーク内にフッ化物が侵入するとその、
簡単にいうと、虫歯菌が酸を作り出す作用を抑えてくれます。
プラーク内の酸が減ることで、
子供の乳歯と永久歯の生え変わりの時期は特に注意が必要です。
乳歯や生えたての永久歯はまだ歯が柔らかくて虫歯になりやすかっ
この時期にフッ化物を正しく使用すれば、
定期的にフッ素を使用していきましょう!!!
2、フッ素の使用方法
フッ素は歯科医院3ヶ月に1回塗布する高濃度のものと、
高濃度のものは歯科医院でしか塗布できませんが、
毎日のブラッシング時に低濃度のフッ素を高頻度に塗布することで
歯が生えて来たお子さんから高齢者まで幅広く使用できるフッ素で
年齢別フッ素入り歯磨剤使用方(2023年改定版)
・歯が生えてから〜2歳
フッ素濃度 1000ppmまで
歯ブラシ先端 1〜3mm 米粒程度
寝る前含めて1日2回
うがいができないお子さんに合わせてジェルタイプがおすすめ
・3歳〜5歳
フッ素濃度 1000ppmまで
歯ブラシ先端 5mm グリーンピース程度
うがいは5〜10mlで1回ゆすぐ
お子さんが適量歯ブラシにつけれなければ、
・6歳以上
フッ素濃度 1500ppm
1~2センチ程度 歯ブラシ全体
うがいは15mlで1回
歯磨剤や洗口液のフッ素は、
洗口液は1日1回(就寝前がおすすめ)
歯磨剤は1日2回以上の使用が効果的です。
フッ素を使用することにネガティブな意見が見られたりします。
基本的に上記使用料を大きく逸脱しなければ(歯磨き粉を1本まるまる飲み込むなど)
フッ素中毒は起こりません。
大きな4歯科学会(日本口腔衛生学会、日本小児歯科学会、日本歯科保存学会、日本老年歯科医学会)公式に推奨していますのでご安心ください。
諸外国ではフッ素を継続的に摂取するために水道水に添加している国もあったりします。
まとめ
毎日のブラッシング時の歯磨剤をフッ素入りに変えるだけで効率よ
虫歯は一旦歯に穴が空いてしまうと、自然治癒はしません。
なので歯質を強くすることが大切です。
また、初期の虫歯であれば再石灰化で予防できます。
歯医者さんでの高濃度のフッ素塗布とおうちでのセルフケアが大切です。
もし使い方、適切な歯磨き粉が分からなければいつでもスタッフにお尋ねください。
その他にもお子さん用のケアグッズを多数取り揃えています!
なんでもご相談ください。
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