箕面市の桜井駅から徒歩7分の歯医者


電話する

地図

問い合わせ

メニュー
ヘッダーオファー

フッ素の正しい使い方最新版2023

2023年2月6日

こんにちは。
箕面市瀬川の歯医者うえさか歯科です。

皆さんフッ素という言葉を聞いたことがありますか?
主に歯磨き粉に入っていたり、歯科医院で定期検診の時に塗布している歯の質を強くしてくれるものです。
フッ素は虫歯予防に欠かせなく、歯が生えだした赤ちゃんから高齢者まで幅広く使用できます。

今日は2023年に1月から4学会合同でフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法が改定されました。
簡単に言うと歯磨き粉のフッ素濃度を高めて普段使いしましょうということなのですが、一般の方にもわかりやすく説明します。

フッ素の効果と使用法

1、フッ素の効果

フッ素の効果は大きく分けて3つあります。

① 脱灰抑制作用

お口の中は食事をするたびに、「脱灰」が起きています。
「脱灰」とはお口の中の食べかす(主に砂糖)をエサに虫歯菌が酸を放出します。
この酸によって、歯のカルシウムやリン酸が溶け出す事をいいます。
脱灰が進むとどんどん歯がもろくなって歯に穴があいて虫歯になってしまいます。
フッ素を歯に取り込むことで脱灰にしにくい強い歯になっていきます。

② 再石灰化の促進

「再石灰化」とは、脱灰によって唾液中に溶けたカルシウムやリン酸を補給し、修復することをいいます。
お口の中は1日中脱灰によって歯が溶け、再石灰化によって修復されています。
フッ素を塗布することで酸の攻撃を受けても、フッ化物の作用で再石灰化が促進され、初期の虫歯が修復しやすくなります。

③ 細菌の酸性産の抑制

虫歯菌は歯を溶かす酸を作るために、細菌の代謝系酵素「エノラーゼ」が必要になります。
プラーク内にフッ化物が侵入するとその、エノラーゼの働きを阻害します。
簡単にいうと、虫歯菌が酸を作り出す作用を抑えてくれます。
プラーク内の酸が減ることで、歯が脱灰しにくくなり虫歯予防になります。

子供の乳歯と永久歯の生え変わりの時期は特に注意が必要です。

乳歯や生えたての永久歯はまだ歯が柔らかくて虫歯になりやすかったり、生えたての永久歯は背が低く、歯ブラシが当てにくかったりと、虫歯になるリスクが高い時期です。

この時期にフッ化物を正しく使用すれば、虫歯に負けない抵抗力のある強い歯になります。

定期的にフッ素を使用していきましょう!!!

2、フッ素の使用方法

フッ素は歯科医院3ヶ月に1回塗布する高濃度のものと、毎日の歯磨剤や洗口液に含まれる低濃度のものがあります。

高濃度のものは歯科医院でしか塗布できませんが、それだけでは十分といえません。

毎日のブラッシング時に低濃度のフッ素を高頻度に塗布することで、効果的な虫歯予防になります。
歯が生えて来たお子さんから高齢者まで幅広く使用できるフッ素ですが、特にお子様の場合は使用量が定められているので、正しく使用しましょう。

年齢別フッ素入り歯磨剤使用方(2023年改定版)

・歯が生えてから〜2歳

フッ素濃度 1000ppmまで
歯ブラシ先端 1〜3mm  米粒程度
寝る前含めて1日2回
うがいができないお子さんに合わせてジェルタイプがおすすめ

・3歳〜5歳

フッ素濃度 1000ppmまで
歯ブラシ先端 5mm グリーンピース程度
うがいは5〜10mlで1回ゆすぐ
お子さんが適量歯ブラシにつけれなければ、保護者が歯磨剤をつけてください。

・6歳以上

フッ素濃度 1500ppm
1~2センチ程度 歯ブラシ全体
うがいは15mlで1回

歯磨剤や洗口液のフッ素は、唾液の洗浄作用や飲食によって消失してしまうので、

洗口液は1日1回(就寝前がおすすめ)

歯磨剤は1日2回以上の使用が効果的です。

フッ素を使用することにネガティブな意見が見られたりします。
基本的に上記使用料を大きく逸脱しなければ(歯磨き粉を1本まるまる飲み込むなど)
フッ素中毒は起こりません。
大きな4歯科学会(日本口腔衛生学会、日本小児歯科学会、日本歯科保存学会、日本老年歯科医学会)公式に推奨していますのでご安心ください。
諸外国ではフッ素を継続的に摂取するために水道水に添加している国もあったりします。

まとめ

毎日のブラッシング時の歯磨剤をフッ素入りに変えるだけで効率よく虫歯予防ができます。

虫歯は一旦歯に穴が空いてしまうと、自然治癒はしません。

なので歯質を強くすることが大切です。

また、初期の虫歯であれば再石灰化で予防できます。

歯医者さんでの高濃度のフッ素塗布とおうちでのセルフケアが大切です。

もし使い方、適切な歯磨き粉が分からなければいつでもスタッフにお尋ねください。

その他にもお子さん用のケアグッズを多数取り揃えています!

なんでもご相談ください。

予防歯科の詳細はこちらから
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://us-familydental.com/preventive_dentistry/

ご予約はこちらから
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.genifix.jp/us-familydental-caa/p/reserve/first_time/interview

<< 前のページに戻る

お問い合わせ

当院へのお電話からの問い合わせは072-725-8148へ

診療時間
9:00〜13:00
14:00〜19:00
/
日・祝
/
/
休診日 / 土曜午後・日曜・祝日
お問い合わせはこちら
うえさかファミリー歯科
インターネット予約
インスタグラム TikTok マウスピース矯正ローコスト ドクターズファイルドクター情報 ドクターズファイルトピックス LINE無料相談
フッターオファー
© 2024 箕面市瀬川の歯医者 うえさか歯科