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傷の治りを早め、痛みを軽減する再生医療 ― 「CGF療法」とは?

2025年11月17日

歯科治療、とくにインプラントや親知らずの抜歯といった外科処置では、
術後の 痛み・腫れ・治りの遅さ に不安を感じる方が多くいらっしゃいます。

「明日仕事があるので腫れるのは困る」
「痛みが出ると思うと手術が怖い」
「抜歯のあと、穴の治りが悪いと聞いて心配…」

こうした声に応えるため、うえさか歯科では
再生医療技術の一つである「CGF(Concentrated Growth Factors)」 を積極的に導入しています。

CGFは“自分自身の血液だけ”を使って作る治癒促進材料で、
外科処置後の痛みや腫れを抑え、治りをグッと早める効果が期待できます。

本記事では、このCGFとは何か、どのような場面で使われるのか、
なぜ当院が導入しているのかをわかりやすく解説します。

CGFとは?

CGF(Concentrated Growth Factors)は、
自身の血液を専用の遠心分離機で処理し、成長因子が豊富に含まれるフィブリンゲルを作る技術です。

最大の特徴は以下の3点です。

① 完全自己血液由来

薬剤・保存料などは一切使用しません。
アレルギーや拒絶反応のリスクが極めて低く、誰でも安全に使用できます。

② 傷の治りを早める“成長因子”が豊富

血小板には「細胞を修復・再生させる力」があります。
CGFはその血小板由来の成長因子を濃縮したもので、
治癒を促進し、炎症をコントロールする働きが期待できます。

③ 操作性に優れたゲル状

フィブリンというタンパク質構造がしっかりとしたゲル状になるため、
インプラント埋入部や抜歯窩などに “フタ” のようにぴったりと留まり、治癒を助けます。

余談ですが

実はこの考え治療法はスポーツの世界では一般的で、
大谷翔平選手をはじめとした多くのアスリートがケガの治療や回復のために利用している PRP療法 と同じカテゴリーの技術です。

歯科で使用するCGFは、そのPRPをさらに歯科に特化させたような治癒促進技術で、
完全自己血液由来・薬剤不使用の安全性の高い処置です。

「身体が本来持つ治す力を最大限に引き出す」という考え方は共通しています。

CGF

■ AFGとは?

AFG(Autologous Fibrin Glue)は、
同じく自分の血液からつくる 液状のフィブリン接着剤(自己フィブリングルー) です。

遠心分離の過程で得られる“血漿成分”を利用し、
骨補填材(人工骨など)と混ぜることで“ペースト状”にできます。

このペーストは扱いやすく、手術部位にしっかり密着してズレにくくなるため、
骨造成(GBR)やサイナスリフトなどの外科処置で非常に有用です。

AFGの特徴

  • 骨補填材の操作性を向上

  • 手術部位の密閉性・安定性を高める

  • 感染予防・早期治癒をサポート

  • 自己血液由来で安全性が高い

■ CGFのメリット

① 痛み・腫れが少なくなる

成長因子によって炎症が早く収まり、
術後の腫れや痛みが軽減される傾向にあります。

「翌日に大事な予定がある」
「仕事が忙しくダウンタイムを短くしたい」
そんな方には非常に良い選択肢です。

② 治りが早く、傷が安定しやすい

CGFは 血餅(かさぶたのようなもの)を安定させる働き が強く、
抜歯後の治癒を早めたり、インプラント周囲組織の安定を助けます。

③ 感染リスクを下げる

ゲル状フィブリンが傷口を覆い、
細菌の侵入を防ぐ“天然のバリア”として働きます。

④ 自己血液なので安全

薬剤や人工物を混ぜずにつくるため、
アレルギーの心配がほぼありません。

⑤ 治りが遅い方に特に効果的

  • 喫煙者

  • 糖尿病など全身疾患のある方

  • 治りが遅くなりやすい体質

  • 高齢の方

こうした治癒が遅れやすい方にはメリットが大きい治療です。

■ CGFはどんな治療で使われる?

CGFは多くの歯科外科処置と相性が良く、特に以下で効果を発揮します。

インプラント手術

  • 骨や歯肉の治癒を促進

  • 腫れ・痛みを軽減

  • 骨造成(GBR)時に骨補填材と混ぜて使用

  • 抜歯即時埋入との併用で成功率向上

親知らずの抜歯

  • 抜歯後の穴にCGFを入れることで治りが早い

  • 術後の痛み・腫れが少ない傾向

  • 出血が少ない
  • 食片が入りにくく感染リスクを減らす

  • 骨の再生が早い

歯周外科

  • 歯周組織の再生をサポート

  • 術後の不快症状を軽減

根尖病変の外科治療

  • 清掃した部位の治癒促進

ソケットプリザベーション

  • 抜歯後の骨吸収を抑え、将来的なインプラント準備に有効

■ CGFの作製と処置の流れ

CGFをつくるのは、とてもシンプルです。

  1. 採血(少量)

  2. 専用遠心分離機で12〜15分間遠心

  3. 成長因子が濃縮されたフィブリンゲルが完成

  4. 手術部位に填入

  5. 傷口を覆いながら治癒を促進

採血から使用まで院内で完結するため、
手術の流れを妨げず安全に導入できます。

CGF流れ

■ なぜ当院はCGFを導入しているのか?

① 患者さんの不安を減らしたい

痛み・腫れ・治癒の遅れは、口腔外科処置で最も大きな不安要素です。
CGFを使うことでこれらを少しでも減らし、
「怖い」という気持ちを和らげたいという思いがあります。

② インプラント治療の成功率を最大化したい

インプラントは“治癒の質”で結果が変わります。
よりよい環境づくりの一つとしてCGFは非常に有効です。

③ 自己血液由来の安心感

人工物を使わない再生医療は、患者さんにとって大きな安心材料になります。

④ 治癒促進技術として信頼性が高い

CGFは医科の再生医療をベースに発展した技術で、
歯科でも多くのエビデンスが蓄積されてきています。

■ 費用について

CGFは保険外診療(自費)となります。
しかしその分、

  • 痛みや腫れを抑える

  • 治りが早い

  • トラブルが起きにくい

  • インプラントの長期安定につながる
    といったメリットが得られます。

「治療の質を上げたい」「安心材料を増やしたい」という方には
非常に価値のある選択肢です。

■ まとめ

CGFは
安全性が高く、痛み・腫れを抑え、治癒を早める再生医療技術です。
インプラント・親知らずの抜歯・骨造成など、
外科処置の質を大きく高めることができます。

当院では、
「患者さんが少しでも快適に治療を受けられるように」
という想いからCGFを積極的に導入しています。

興味のある方、手術を控えて不安がある方は
どうぞお気軽にご相談ください。

あなたにとって最適な治療方法をご提案いたします。

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