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銀歯の値段は3か月ごとに変わる|9月改定の中身

2026年9月15日

銀歯の値段が、2026年9月から変わったことをご存じでしょうか。

保険の詰め物や被せ物に使う金属は、国が価格を決めています。

じつはその価格が、9月に見直されました。

金やパラジウムといった金属の相場が動いているためです。

ニュースになりにくい話題ですから、ご存じない方も多いかもしれません。

今回は、銀歯の値段の決まり方についてお伝えします。

保険の銀歯(金属の詰め物)

2026年9月、金属の価格が見直されました

資料とグラフ

保険で使われる「金銀パラジウム合金」は、いわゆる銀歯の代表的な素材です。

この材料の価格は、2026年6月時点で1グラムあたり5,746円でした。

9月からは5,232円に引き下げられています。

514円の値下げです。

同じ時期に、銀合金や金合金の価格も引き下げられました。

金属相場が少し落ち着いたことを反映した見直しです。

じつは3か月に1度、見直されています

銀歯の値段は、一度決まったらずっと同じというものではありません。

国は3月・6月・9月・12月の年4回、金属の材料価格を見直しています。

金・銀・パラジウムの取引価格の平均から計算する仕組みです。

つまり季節がひとつ変わるたびに、材料の値段も少しずつ動いています。

この改定は中央社会保険医療協議会で決められ、資料も公開されています。

くわしくは厚生労働省の中央社会保険医療協議会 総会(第653回)の資料でご確認いただけます。

1年前と比べると、大きく上がっています

今回は引き下げでしたが、長い目で見ると流れは逆です。

金銀パラジウム合金は、2025年9月には1グラム3,445円でした。

ところが1年後の今は5,232円ですから、およそ1.5倍になっています。

世界情勢の影響で、金属の相場が大きく動いてきたためです。

そのため保険で使える材料も、以前ほど余裕のある選択ができなくなってきました。

改定には2か月ほどのずれがあり、実際の相場と告示価格が一致しない時期もあります。

歯科医院にとっても悩ましいところなのです。

窓口でのお支払いはどう変わる?

お金

そもそも保険診療の費用は、治療の技術料と材料料を合わせて計算されます。

技術料は変わりませんが、材料料は改定のたびに動きます。

今回は引き下げでしたので、同じ治療なら窓口でのお支払いは少し下がります。

もっとも自己負担は3割などの割合ですから、差はごくわずかです。

もちろん治療内容や使う金属の量によって、金額は変わります。

逆に相場が上がる局面では、同じ治療でも少し高くなることがあるのです。

改定の内容は厚生労働省の中医協資料(PDF)で公開されています。

※内容は2026年9月時点のもので、改定により変わります。

銀歯の値段より大切なのは「入れ直しを減らす」こと

詰め物や被せ物は、一度入れたら永久に使えるものではありません。

境目から細菌が入り込むと、中で虫歯が再発することがあります。

これが二次う蝕と呼ばれるものです。

入れ直すたびに歯は少しずつ削られ、少しずつ弱くなっていきます。

つまり銀歯の値段以上に、入れ直す回数のほうが将来の負担を左右します。

定期的なチェックとクリーニングが、いちばんの節約になるのかもしれません。

白い歯という選択肢もあります

保険でも白い歯を入れられる範囲は、少しずつ広がってきました。

たとえばCAD/CAM冠と呼ばれる白い被せ物は、以前は小臼歯などに限られていました。

2026年6月の改定で、奥歯の条件が緩和されました。

そのため、いまはほとんどの歯で選べるようになっています。

詰め物や、条件を満たすブリッジも保険で白くできます。

保険の白い歯で知っておきたいこと

ただし、この材料はセラミックそのものではありません。

レジンにセラミックの粉を混ぜた、ハイブリッドレジンという素材です。

そのため強い力がかかる場所では、欠けたり外れたりすることがあります。

水分を吸う性質があるため、年数が経つと色が変わることもあります。

さらに汚れも付きやすくなります。

噛む力が強い方や、奥歯で使う場合は、この点を踏まえて選ぶ必要があります。

セラミックという選択肢

セラミック

一方、自由診療(保険適用外)のセラミックは、陶材そのものを使います。

変色しにくく、汚れも付きにくい素材です。

また金属を使わないので、金属アレルギーの心配もありません。

強度の面でも、ハイブリッドレジンより有利とされています。

ただしどの症例にも適しているというわけではなく、費用も保険診療とは異なります。

どちらが合うかは、歯の状態や噛み合わせ、噛む力によって変わってきます(※効果や適応には個人差があります)。

もちろん保険の銀歯にも、強度や金額の安さというメリットがあります。

大切なのは、ご自身の生活に合った選び方をすることかもしれません。

迷ったら、一度ご相談ください

カウンセリングの様子

うえさか歯科・矯正歯科では、治療前にカウンセリングのお時間をとっています。

保険と自由診療の違い、それぞれの費用感も含めてご説明します。

19時まで診療しておりますので、お仕事帰りにもお立ち寄りいただけます。

保育士常駐の無料託児と、無料駐車場7台もご用意しています。

虫歯の治療の進め方は虫歯治療のページでご案内しています。

セラミックの詳しい内容はセラミック治療のページをご覧ください。

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