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口呼吸が原因で集中力が低下?親がチェックすべきサイン

2025年12月8日

あれ?うちの子、勉強中いつも口呼吸してない?親が気づくべきサイン

口呼吸

「うちの子、どうしてこんなに集中力がないんだろう?」

「宿題を始めても、すぐに気が散ってしまう…」

子育てをされている親御さんなら、一度はこんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。

特に小学校に入学し、学習が本格化するにつれて、子どもの集中力の持続時間は、親にとって大きな関心事になりますよね。

しかし、その集中力低下の本当の原因が、やる気や性格ではなく、もしかするとお子さんの呼吸の仕方にあるとしたら、どうでしょうか?

実は今、口呼吸が子どもの発達に様々な影響を与えることが、歯科医療の現場で注目されています。
鼻ではなく、常にポカン口で息をしている。そんな状態が続くと、学習面だけでなく、お子さんの顔つきや全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるのです。

箕面市瀬川にあるうえさか歯科では、お子さんの未来の健康を考え、ただ虫歯を治すだけでなく、この口呼吸の問題に真剣に向き合っています。
この記事では、うえさか歯科が考える子どもの口呼吸と集中力の関係、そして親御さんがご自宅でチェックできるサインについて、解説していきます。

過去のブログ記事でも口呼吸問題について取り上げましたので、合わせてご確認いただけると
より理解が深まるかと思います。


親が抱える学習と顔つきの二大不安

多くの親御さんが気にかけているのは、主に二つの側面です。

勉強や遊びでの落ち着きのなさ

ご自宅でのお子さんの様子を思い出してみてください。

  • ご飯を食べるのに時間がかかる

  • テレビやゲームに熱中していても、すぐに他のことに気が移る

  • 学校の先生から「授業中、ぼーっとしていることが多い」と言われた

これらは、単にわんぱくな子や怠けているから起こるのでしょうか。

もちろん、それだけが原因ではない場合もあります。
しかし、私たちが気づかないうちに、口呼吸が原因で、集中力を保つために必要な良質な睡眠や脳への酸素供給が妨げられている可能性があるのです。

「うちの子、なんか顔つきが変わってきた?」という漠然とした不安

もう一つは、お子さんの顔つきの変化です。

  • 寝ているとき、いつもポカン口でいびきをかいている

  • 顎が小さく、下あごが引っ込んでいるように見える

  • 横顔を見ると、なんだか鼻がぺちゃっとしている

専門的にはこれらをアデノイド顔貌と呼ぶことがあります。

口呼吸 アデノイド顔貌

そして、この顔つきの変化も、幼い頃からの口呼吸の習慣が深く関わっている可能性が指摘されています。

「でも、これは成長過程だから仕方ないのでは?」

そう考えて放置してしまうと、将来的に矯正治療が必要になったり、さらに健康上の問題を引き起こしたりするリスクが高まります。
だからこそ、子どもの口呼吸は、できるだけ早い段階で予防することが大切なのです。


なぜ口呼吸は集中力を奪うのか

それでは、なぜ口呼吸がこれほどまでに子どもの健康と集中力に悪影響を及ぼすのでしょうか。

脳を休ませない睡眠の質の低下

鼻呼吸と口呼吸では、睡眠の質が大きく変わってきます。

  • 鼻呼吸の場合:鼻毛や鼻腔がフィルターとなり、空気中のホコリや細菌を除去し、加湿・加温された綺麗な空気が肺へ送られます。これにより、深い眠り(ノンレム睡眠)が確保されやすくなります。

  • 口呼吸の場合:喉や気道が乾燥しやすくなり、雑菌も入りやすくなります。その結果、扁桃腺が腫れやすくなったり、気道が狭くなっていびきをかきやすくなります。いびきは、睡眠中に何度も軽い窒息状態になっているサイン。体が「酸欠だ!」と勘違いし、熟睡できず、浅い眠りが続いてしまうのです。

想像してみてください。
夜中に何度も浅い眠りしかできず、質の良い休息が取れていない状態です。
次の日、学校の授業や遊びに集中力を保てるでしょうか?
当然、集中力低下につながりやすくなります。

酸素不足による脳機能への影響

さらに、口呼吸は全身の酸素バランスにも影響を与えます。

「え、口で息しても、鼻で息しても、酸素は取り込めるんじゃないの?」

実は、鼻で呼吸をする際には、鼻腔にあるセンサーが空気中の「一酸化窒素(NO)」という物質を感知し、これが肺での酸素の取り込みを助ける役割を担っています。

しかし、口呼吸ではこの一酸化窒素の恩恵を十分に受けられません。
結果として、体内に取り込まれる酸素の効率が低下し、慢性的な酸欠状態を引き起こす可能性があります。
脳は体の中でも特に大量の酸素を必要とする器官です。
酸素が十分に供給されないと、脳の働きが鈍くなり、集中力や思考力、記憶力の低下につながると考えられています。

見逃せない歯並びと顔の発達への影響

口呼吸は、歯並びや顔の骨格の予防にも深く関わっています。

ポカン口の状態が続くと、舌は本来あるべき上あご(口蓋)の位置から下がりっぱなしになります。

その結果どうなるかというと…

  • 上あごの発達不足:舌からの圧力がかからないため、上あごが横に広がらず、狭くなってしまいます。

  • 歯並びの乱れ:狭くなったあごに歯が収まりきらず、出っ歯(上顎前突)やガタガタの歯並び(叢生)になりやすくなります。

  • アデノイド顔貌:常に口が開いているため、下あごの筋肉が弛緩し、顔が細長く、鼻が低く見えるような特有の顔つき(アデノイド顔貌)になりやすくなります。

「うちの子のポカン口、可愛いと思っていたけど…」と心配になった親御さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、気づいた今が、お子さんの未来の健康を守るための大切なタイミングです。


うえさか歯科の考える治療と強み:原因を探る小児歯科

うえさか歯科は、単に虫歯を治療するだけの場所ではありません。
口呼吸の問題を、お子さんの成長全体を見据えて考えるクリニックです。

なぜうえさか歯科が選ばれるのか

うえさか歯科が、子どもの口呼吸や集中力の低下に悩む親御さんから選ばれるのには理由があります。

  1. 根本原因の追求:口呼吸の原因がアレルギー性鼻炎」どの耳鼻科的疾患にあるのか、歯並びや舌の癖などの歯科的疾患にあるのかを丁寧に診断します。
    一方的な歯科治療を押し付けるのではなく、必要に応じて信頼できる耳鼻科や他の専門家と連携を取る姿勢が、親御さんの安心感につながっています。

  2. 早期予防と成長への介入:歯並びが乱れてから治す矯正ではなく、骨格の成長段階にある子どものうちに、正しい呼吸の仕方や舌の癖を改善し、あごの正常な発育を促す予防矯正に力を入れています。
    これは、将来、高額で長期にわたる本格的な矯正治療を避けることにもつながります。

小児歯科での具体的なアプローチ(治療の流れの一例)

うえさか歯科での口呼吸改善へのアプローチは、主に以下のステップで進められます。

  • ステップ1:問診と視診

    • 普段のポカン口の状態、いびきの有無、食事の仕方などを親御さんから詳しくヒアリングします。

    • お口の中や顔貌を観察し、アデノイド顔貌の傾向や、歯並び、舌の位置などをチェックします。

  • ステップ2:精密検査と診断

    • レントゲン撮影や口腔内写真撮影を行い、骨格的な問題や、鼻炎などの影響も視野に入れて総合的に診断します。

    • 「なぜ口呼吸になっているのか」の根本原因を特定します。

  • ステップ3:治療計画と選択肢の提示

    • 舌の筋肉を鍛えるトレーニング(MFT)や、子どもの成長期に合わせて使用する機能的矯正装置など、お子さんの状態と親御さんの希望に合わせた治療計画を複数提示します。

      プレオルソ 

  • ステップ4:治療開始と継続的なサポート

    • 装置の使用と並行して、正しい鼻呼吸を習慣づけるための指導を行います。

    • 定期的な通院で、装置の調整とお子さんの成長のチェックを続けます。この継続的なサポートが、口呼吸を鼻呼吸に定着させる鍵となります。

詳しくは小児矯正のページでもご確認いただけます。


よくある質問Q&A:疑問を解消して一歩踏み出そう

Q1: 何歳くらいから治療を始めるべきですか?

A: 早ければ早いほど、予防効果が高まります。

「3歳児健診でポカン口を指摘された」という時点で、一度ご相談いただくことを強くおすすめします。
なぜなら、骨格の成長は小学校高学年でほぼ終わってしまうからです。
特に5歳から8歳頃は、あごの骨格を良い方向に誘導できるゴールデンタイムと言われています。
この時期に治療を始めることで、将来的なアデノイド顔貌のリスクを減らし、正しい呼吸を身につけやすくなります。

Q2: 鼻炎が原因で口呼吸になっている場合、歯医者で治せますか?

A: 完全に治すことはできませんが、歯科でできるサポートがあります。

鼻炎や扁桃腺の肥大が原因で鼻が詰まっている場合、口呼吸になるのは必然です。
この場合は、まず耳鼻科での治療が最優先となります。
一方で、鼻炎が改善しても、長年の口呼吸の癖が残ってしまうことがあります。
この癖や、それによって生じたあごの発達不足については、小児歯科の専門分野となります。
両面からアプローチすることが、根本的な改善につながります。

Q3: 集中力が低下しているのは、本当に口呼吸のせいだと断定できますか?

A: 断定はできませんが、非常に強い関連性が指摘されています。

集中力低下の原因は多岐にわたります。
しかし、前述の通り、口呼吸が引き起こす睡眠の質の低下と慢性的な酸素不足は、脳の働きを鈍らせる大きな要因となりえます。
実際に、口呼吸の改善に取り組んだ子どもたちの中には、「以前より朝スッキリ起きられるようになった」「学校の授業で先生の話が前より頭に入ってくるようになった」という変化を実感するケースが多く見られます。
まずは口呼吸という、健康の土台を見直すことが、改善への第一歩です。

Q4: 装置を使った治療は痛いですか?

A: ほとんどの場合、強い痛みはありません。

うえさか歯科で使用する子どもの口呼吸改善のための装置(機能的矯正装置)は、主にあごの成長を促すことや舌や唇の筋肉の使い方を訓練することを目的としています。
本格的なワイヤー矯正とは異なり、歯を無理に動かすわけではないため、治療開始時に多少の違和感や、軽い圧迫感を感じることはあっても、強い痛みを伴うことはまれです。慣れるまでのサポートも丁寧に行いますのでご安心ください。


親ができること:今すぐできるチェックリストと未来への投資

✅自宅でできる!ポカン口チェックリスト

お子さんの様子を観察してみてください。

  • 寝ているとき:いつも口が開いていて、いびきや歯ぎしりをしている

  • 起きているとき:テレビを見ているときや遊んでいるとき、ぼーっとポカン口になっている

  • 唇の状態:唇が乾燥して荒れていたり、口の周りの筋肉が緩んでいるように見える

  • 食事のとき:クチャクチャと音を立てて食べる、または飲み込む前に食べ物を口の中に長くためている

  • 風邪やアレルギー:鼻炎や喘息など、鼻の病気を持っている

もし、一つでも当てはまる項目があれば、お子さんは口呼吸の習慣を持っている可能性が高いです。特に箕面にお住まいの親御さんで、お子さんの集中力低下が気になる方は、このチェックリストをぜひ活用してください。

お子さんの未来への最も賢い投資

口呼吸の改善は、単なる歯並びの予防ではありません。

それは、お子さんの「集中力を高める」「病気に負けない強い体を作る」「顔立ちを整える」といった、成長の土台全体への未来への賢い投資だとうえさか歯科は考えています。

子どもの時間は有限です。
そして、あごの骨が成長する期間も限られています。
この貴重な時期に正しい呼吸を身につけることができれば、お子さんの未来の可能性は大きく広がります。


最後に:うえさか歯科からのメッセージ

うえさか歯科は、子どもたちの健やかな成長を心から願っています。

ポカン口一つとっても、可愛いと見過ごして良いものなのか、早期に対応すべきサインなのか、専門家でなければ判断は難しいものです。

「うちの子の集中力のなさは、口呼吸のせいなのかな?」

「アデノイド顔貌って言われるのが不安だけど、どうしたらいい?」

そんな漠然とした不安を抱えている親御さんこそ、ぜひ一度、うえさか歯科にご相談ください。

私たちは、無理に治療を勧めることはありません。まずは、お子さんの今の状態を正しく知り、親御さんの不安を解消することから始めます。

正しい情報を知り、早く行動すること。それが、お子さんの将来の笑顔と健康を守る一番の近道です。

子どもの呼吸と集中力に関するご相談、小児歯科の検診、予防矯正についてのご質問は、いつでも承っております。

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